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かけらのきろく

公演中止になったもの記録

覚書的に、コロナウイルスの影響で飛んだチケットをメモしておきます。
後々役に立つかもしれない(何の?)

2/29 Another World~WHITE&BLACK~(うたプリ展示)

3/1 ONCE UPON A TIME IN AMERICA
3/12 ONCE UPON A TIME IN AMERICA
3/22 ONCE UPON A TIME IN AMERICA(千秋楽LV)
3/28,29 ヒプノシスマイク 5th LIVE@サイタマ《SIX SHOTS TO THE DOME》(LV/発売なし)

3/20の冬の時代、3/21のリトルショップオブホラーズは見られました。これが劇場に行った最後だな。

4/4 眩耀(げんよう)の谷/Ray
4/7 眩耀(げんよう)の谷/Ray
4/11 櫻の園
4/18,19 うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVELIVE7thSTAGE

5/2 眩耀(げんよう)の谷/Ray
5/4 NOW! ZOOM ME!!
5/6 KOUHEI MATSUSHITA LIVE 2020 “HEART”
5/10 はいからさんが通る

6/6 井上芳雄 by MYSELF スペシャルライブ
6/21 WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-/ピガール狂騒曲

これ全部行く予定だった数か月前の自分がマジ羨ましいな…!

他、展覧会の前売りとか細々したものも。
ロンドンナショナルギャラリー展めっちゃ見たかった。
どんだけ少なく見積もっても10万は出ていくはずだった件数ですね。
まだ入手していなかっただけで、通常通り出来ていれば行ったであろう公演もあるなぁ。さい芸のジョン王とか。

休みの日なら出掛ければ前後で食事や買い物もするし、連れによっては飲みに行くし、
庶民なりに楽しくお金使いまくったのであろう。
浮いたお金のうちごく一部ですが、あしなが育英会に寄付をしました。
とても簡単に出来てありがたかった。思ってた以上に払い戻し多いし、またしよう。

2月下旬に一気に公演がなくなりだして、その時はまだ不満を言ってました。
ここまでの大事になるとは思ってなくて、コロナウイルスに関する情報も今以上に
少なかったし、エンタメ業界だけが自粛を迫られているような状態が納得いかなかった。
その後、時差通勤やテレワークが一気に広がりだし、緊急事態宣言が出た現状、
結果論としては仕方のないことでしたね。
どの業界に対しても保障なしの自粛は過酷すぎるだろうと思うけど。
そんなことさせるくらいならさっさと入国制限した方が良かったのではという
気がしますが、これも結果論なのかなぁ。

舞台・ライブ系はお客さんが見に行くことを大前提にしている業態だから、
外出自粛となるとほんっと打撃が凄まじいですね。
2.5舞台は有名なプロデューサーさんがクラファン立ち上げてらっしゃるので、
そちらに多少なりとも出資できればと思っています。
宝塚や東宝は資本がしっかりしてるから即どうこうとはならないだろうけど、
再開できても予算が減ってしまったりとか、客足をこれまで同様に見込んで
いいのかもわからないし、悩みは尽きないだろうなぁ。
小劇団系は…そういうとここそ支援が必要だろうから、それこそ国の出番
だろうなと思うのですが。
チケット払い戻しせずにしといたら寄附になりますって政策が動き出してますが、
既に返金手続きしてしまったものとか、そもそも発売できていないチケットに
対しては意味の無いことだし、客の支援に頼れっていうのも、国がやる事と
してはなんか違うのでは?という気がしてます。

私は会社員で、即業績に影響を受けるような業種でもなく、当面の給与は
保証されている身です。
今後はどうなるかわかりませんが、ひとまず経済的に現状維持を出来ている
立場なので、無理のない範囲で、好きなもの・大切だと思うものを支援して
いけたらと思っています。

疫病退散!

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のだえんしゅつが肌に合わないという残念な話

10年以上舞台を見てるのに、いまいち食指が動かなくて、野田秀樹さんの
演出を見たことがなかったのです。
それが去年、シネマ歌舞伎とQとを見る機会に恵まれまして、何事も挑戦と
思って行ってきた。芸術劇場では大変お世話になってるし。
残念ながら私には合わなかったけど、何が合わないのかをそこそこじっくり
考えるきっかけになりました。というのをとりあえずまとめておきます。


○野田版桜の森の満開の下(シネマ歌舞伎)

原作は好きだし、よく構成された脚本だと思うし、華やかな舞台と衣装、
何より演者の力量が素晴らしい。
大変クオリティの高い舞台だったのに
ガン寝した…自分でも驚いた。

最初は大変楽しく見てたんですが、ちょっと言葉遊び多くないかなー
もっと展開しないかなー、と思ったらもう駄目だった。
途中起きてどうにか意識を保とうとしても、同様にストーリーが動かない
ままでの一場面が長いので、
完全な覚醒に至れず再び寝落ちる、を何度もやってしまって。

何せ役者が上手いので、言葉遊びシーンでも丁々発止のやり取りを
楽しめていれば良かったんでしょうが、それが出来ないくらい集中が切れてた。
ラストの桜吹雪の恐ろしいほどの美しさはまぶたに焼き付いています……。


○Q

雑音が多い。という印象でした。

その雑音の向こうにあるものを集中して汲み取れれば良かったんだろう
けど、駄目だな…これは上に書いた桜の森の満開の下の時と完全に同じ感覚。
言葉遊びが多くて気が散る。

賞まで取ってるし、「名作」と言われるべき作品なんでしょうが。

ロミジュリに見せかけた戦争の哀しさを訴える物語で、芯の部分は哀しく
切ないながらも美しさもあり、心に残っています。
ただ、何とかペイの話とか、ナイチンゲールがどうしたとか、過保護すぎる
母親とか、核心には影響を与えない、余分な要素があまりに多かった。
そこが笑い要素で、苛烈な戦争描写の前のオアシスだったのかもしれない
のですが、ちょっと私にとっては割合が大きすぎかなぁ。

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CHESSの雑すぎる感想と最近の騒ぎのこと

2/1(土)ソワレ@東京国際フォーラムホールC

行くたびに思うんだけど、フォーラムCの動線は何であんなにアレなんですかね
(婉曲表現)
3階席はエスカレーターなくて、ある筈の階段も使えなくて、エレベーターでしか
行き来できないので、気にしだすと閉じ込められた感があります
(ちょっとそういうのを不安に感じるタイプなので)

CHESSは日本初演の時から気にはなりつつ観劇にはいたらず、今回ようやく見ました。
すごかった。
全員ものすごく歌が上手い。
声がどこまでも伸びていくのを、フォーラムの音響で聞ける幸せ。

ソロが全体に長いので、ひたすらうまい歌を聴くためのステージになってるな
と思う瞬間も正直言うと割とあった。
日本語なら食らいついていけたかもですが、私の英語力が残念過ぎるのと、
演目全体の唯一の不満として字幕がだいぶ見難かったので、ちょっとついて
いけない瞬間がありました。あと多分私の体調がいまひとつだったな。

初見字幕で残念だったのは、
アナトリーって客観的に見るとヒトとしてだいぶクズじゃないですか。
それを覆して2人の女に愛されるだけの理由がいまいちわからなかった。
これは多分、私に字幕なしで英語の芝居見られるくらいの語学力があるか、
CHESS経験者で流れが頭に入ってればわかったんじゃないかなと思ってる
んですが、今回は掴みきれなかったです。
次に見られるチャンスが来るのはいつだろう。

フレディは粗野な感じと甘い高い声のアンバランスさが何とも魅力的でした。
負けたらさっさと引退して解説者として登場してるしたたかさ堪らん。
もっと繊細な感じにも出来るんだろうけど、歌さえ上手ければかなり演じる人の
好きに出来そうな役だった気がする。
フレディだけでなく全部の役、かなり自由度が高そうです。

アービターの佐藤さん、すっかり東宝系のミュージカルで欠かせない存在に
なってますが、本当に良い声。
低くて太い声質がどこまでも伸びて、劇場を包み込んで、ゲームの支配人で
ありステージの支配人に相応しい存在感でした。

雑な感想でした。本当にちゃんと見れてないな。
歌のうまさにポカーンとしてるうちに終わってしまった感はあります。CDが欲しい。
そういえば、だいもんコンでラミンさんゲストの日が取れたので、
とても楽しみにしてます。無事に開催されますように!


もう一月近く世界がとんでもないことになっていて、超末端の社会人も
あおりを受けて疲労気味です。
舞台は次々中止になるし、見たかった展示の類も無くなってしまい、
残されたのは二次元だけですよ。もう二次元に住みたい。

観劇オタクから舞台を奪うとロクなことにならないと今回よくわかりました。
見られなかった悔しさとストレスを買い物にぶつけてしまって物が増えていく。
もういい年なので、普段はメンタル安定してて、外的・内的要因でいちいち
揺れることってあんまないんですが、

宝塚中止→うたプリ関係の展示中止→宝塚復活→総理の要請延長を受けて
再度宝塚中止→フィギュアワールド中止→ヒプライ中止

の流れは。流石に落ち込みました。コロナ絶対許さない。
頼むからプリライはやって下さい…一生のお願い…。

果たして劇場やライブの閉鎖にはどれくらい妥当性があるんだろう、
というのがずっと疑問です。
小規模なライブハウスはクラスターが発生してしまっているという事実があり、
確かに換気も悪けりゃ密集してるし叫ぶし、今判明してる感染しやすい条件の
オンパレードなんだろうなというのはわかるんですが、
大劇場や、ドーム・アリーナサイズのライブまで一様に公演中止にするのは、
果たして??
特定のジャンルのみを名指しして糾弾したいわけではけしてないですが、
全部に重石つけて全員で沈んでいくのは愚策としか言いようがない気がする。

宝塚の公演再開は、ひたすら自粛を要請された興行側が自分たちのビジネスを
続けるための自己努力の賜物であり、今後のモデルケースにもなりえたと思うんですが。
タイミングが悪すぎた…。

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髪を染めた話

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出島小宇宙戦争

2/24(月祝)マチネ@東京建物Brillia HALL

とても残念ながら、新型コロナウイルスの影響で中止になってしまった公演です。
まんべんなくクオリティの高い舞台だったので、本当に勿体ない。
運の良いことに、東京初日を見ることが出来ました。
鳳月杏×谷貴矢、すごい楽しかった。ワンスのチケット(阿呆なことにデジマと
かぶって取れてしまった)を友人に譲ってまで行った甲斐がありました。

今回は小公演の座組ですが、この組が大劇場やったら通いたい。
トップさん渋くて色気あって何でもできてかっこいいし、2番手は若い分
ちょっと芝居が拙いけど主役と持ち味違いつつ相性は良いし、
3番手めちゃめちゃ濃くて歌も芝居もうまくて面白いし、
端から端まできちんと仕事しててクオリティ高い…
え?最高では?
勿論月組の現体制も良いですけどね!それくらい良かったんです。
ベテラン芸達者な主演さんが真ん中で空気を締めてくれるの好き。

☆ちなつがかっこいい…幸せ…。
芝居のカゲヤスは青さと飄々とした雰囲気が同居していて、
最近の少年漫画の主人公ぽいのです。
頭の良い普通の青年的な素敵さ。
それをちなつがやるとまたね!一見酸いも甘いも嚙み分けてそうな
かっこよさなのに、思春期の残り香を感じさせたり初恋ムーブ

されるとね!絶妙すぎて!!

そしてフィナーレはリミッター解除して色気たっぷり。
デュエダン凄く好き。好き。
ありちゃんと風間くんと3人で踊るとこ、ちなつだけ花組でした。

フィナーレは一貫して月をテーマにした音楽だったと思うのですが、
そのテーマに気を取られすぎることなく、フィナーレ全体が
まとまっててお洒落で良かったです。

☆海ちゃんが可愛くて綺麗でマドンナで良い女で生き生きしてて、
とても嬉しかった。
台詞が全体的に漫画っぽいというか、ナマっぽくなく、
だからと言って通常の芝居口調ともちょっと違い、
特にヒロインはそれが顕著な感じがしたので難しかったと
思うんですが、何てことなさげにこなしてた。

月の光の色をした髪が綺麗だな…
ってカゲヤスが言ってたよ、カグヤちゃん(何)

衣装めっちゃくちゃ可愛いですね!
ピンクや紫が基調の花柄振袖、なのになんとフードがついて、
膝丈でロングブーツをあわせ。
谷先生の衣装センスは素晴らしい。

ニュー谷先生といえば、
「死んだ女房のことを忘れられない主人公の前に
瓜二つの美女が現れる話」
の人だと思ってましたが、今回の谷先生は一味違います。
今回は、死んだ彼氏のるうさんを忘れられない海ちゃんの
前に面影を宿したちなつが現れる話
でした。
ブレないな!!

☆ちょっと驚いたのだけど、ありちゃんはちなつと相性良いですね。
ありちゃんの少年ぽい真っ直ぐさ、全力投球感が、ちなつのズルい
大人感と凸凹になって、ちょうどよく噛み合ってる印象。

主人公の兄弟子で、隠密で、師と弟弟子に対して愛憎入り混じった
思いを抱いていて、でも裏ではロシアの回し者と繋がってる、という、
要素多すぎる役なので、ちょっと芝居的には物足りないとこもあった。
あと初日だからか2回くらい噛んでたような。
でも楽しませてもらいました。

☆風間君すごかったです。
ものすごいけったいな役を大変生き生きと濃く演じている…すごい…。
あの子は何であんなに面白いんですかね。あ、違う、上手いんですかね。
上手いから面白いんだとわかってる筈なんだけど、あまりに自然に
面白いので上手さを忘れるレベル。
シーボルトの圧と勢い、どう見ても研6じゃない。
ヘレーネちゃんにセクハラしてる時の顔と手の動きが凄かったです。
どこのおっさんだ。

風間くんと縣くんの総攻め対決を見たいなぁ、などと友人と話してたら、
風間VSひとこも見たいという話になり、気が付いたら
ひとこ主演のガンダムの配役とあらすじが爆誕していました。

何をしてるんだ(土日の予定がコロナのせいで吹っ飛んでやさぐれてました)
親友のあやなを失ってどんどん精神のバランスを崩していくレジスタンスのひとこ、
そこに立ち塞がるあやなの仇・縣、帝国の司令官にしてヒロインくらっちの
幼馴染風間君。
レジスタンスの頭目はなぎしょで、帝国側には愛ちゃんとかいます。完璧。

☆組長の歌が好きです。
英かおとくん、お化粧とても上達した…?
ヌイノスケのビジュアルが刺さりました。しもんさんと赤青美形コンビ。
芝居も重要な役どころですが、間も良いし、絶妙なサイズ感でこなしてました。
カゲヤス幼少期の蘭尚樹くん、お芝居うまい。
とても素直に真っすぐな演技で、見る側も一緒に笑って、一緒に泣いてました。

☆ニュー谷先生の作品を生で見るのは初めてでしたが、
映像で拝見した限りだと
「世界観は凝りに凝ってて、オタクの心をつかむ設定も山盛りだし
ビジュアルも素敵だけど、脚本が冗長」という印象でした。
でも。
今回脚本上達してたと思う…!流石!やればできる子!
(初見から何でこんなに心の距離が近いのか自分でも謎ですすみません)

幼少期回想と現代の戦闘を同時展開させたり、死者の幻影が普通に
出てきたり。装置遣いも立体的で、全体に凝りに凝っててとてもオタクくさいです。
好き。
あと、世界観こだわりまくったことによって結果的に役が多くなってる、
というタイプの脚本でした。
意味のある登場人物が増えるから、宝塚的にはとてもいいことだ。

設定や最初の吹かしが壮大なのでもっとでかい風呂敷を広げる話
なのかなと思いきや、国の転覆とかそういう話には意外とならず。
ただただ、師匠を死なせてしまったことで密かに傷ついていた
主人公や、今は亡き初恋の相手からのラブレターを探すヒロインや、
師匠と弟弟子との間の距離感に惑っていた兄弟子が、
その傷を癒して前を向くようになる話でした。

シーボルトが出てきた時にはどうなることかと思ったけど。
ただでさえ要素の多い話だから、妙に話を広げすぎずに手堅く
まとめてたのが良かったと思います。
その分心理描写にしっかり時間を裂けてたし。
全体的に満足。

そして何度も言いますが衣装が。
男役のもお洒落ですが、娘役の凝り方が素晴らしい。
漫画っぽいんだけど、宝塚らしい生地の良さや露出の少なさと相まって、
上品さもきちんとある。
膝丈のフード付き振袖にロングブーツあわせのヒロイン、
クラシカルメイドスタイルで日本刀を振り回す2番手娘役、
ピンクと水色のフワッフワなうさ耳つけたニコイチ若手娘役、
月モチーフの真っ白ステッキに真っ白キラキラドレスの月の女王梨華ますみ様。
良い。

あと、ちなつとありちゃんが並んで暴漢と戦いつつ、酒瓶をやり取りしてた
序盤の絵面は、確実に演出家の拘りだと思いました。
谷先生の性癖しかと受け止めたぜ。



追記:このブログはカウンターすらつけてなくて訪問者数がわからない
んですが、ランキングで見る限り、当社比随分沢山の方にご覧いただいた
ようで驚いてます。ありがとうございます。
拙い文章なので恐縮ですが、だからこそ皆さんの無念さを感じます。
宝塚の常で計画外の再演は難しいのでしょうが、映像等ででも目にする
機会があることを願います。
劇団様、円盤下さい。高画質神アングルで。(直球)

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